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施工管理あれこれ


【施工管理ってどんな仕事?】

施工管理は建設現場の技術者を指揮、そして建設工事全体を管理するお仕事です。
現場の指揮官である現場監督は現場に常駐し、その場で作業の進捗の管理や指示だしを行うのに対し、
施工管理は全体の管理や、予算管理、そして現場に常駐はせず必要なデスクワークも行うお仕事になります。

【施工管理の仕事内容】

◎工程管理
人員・重機の配置を行い、工期を守る為の管理を行います。

◎品質管理
使用する材料の品質・寸法が問題ないかなどの確認を行い、
完成後の建物の強度確認なども行います。

◎安全管理
建設現場の設備や環境を整え、安全に建設を進められるように管理を行います。
看板設置やヒヤリハットの徹底なども行います。

◎予算管理
人件費や材料費を計算し、予算内で問題なく進められるかの確認・調整を行います。

【施工管理に必要なスキル】

■リーダーシップ
施工管理は全体を指揮・管理するので、強いリーダーシップが必要です。
これがないと現場もまとまらず、スムーズに建設を進められない可能性もあります。

■計画性
計画的に工程を進めつつ、予算などの管理も行う必要がある為、
計画性は必須スキルと言えます。

■コミュニケーション能力
現場のコミュニケーションや交渉など、
様々な場面で人と接することが多くなる為、
コミュニケーションスキルは重要です。

【総括】

施工管理はその職に就く上で必須となる資格はありません。
しかし、施工管理としてスキルアップしていくのであれば施工管理技士は必須となってくる資格と言えます。

さらに施工管理は現場の管理からデスクワークまでこなす為、
マルチタスクを抱え、ハードワークとなることも少なくありません。
その分給与が他の職種よりも高く、自身の頑張りが給与として反映されるお仕事です。
そういった部分でのやりがいは大きく、
加えて施工管理は、都市開発が進む現在、今需要の高いお仕事の一つです。

そんな安定性と将来性を兼ね備えた施工管理、あなたも目指してみてはいかがでしょうか?