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長所でも短所でもアピールしよう


【長所と短所を聞く目的】

本質を理解して評価を狙え

志望動機と並ぶほどに、どんな面接でも聞かれる質問の一つと言える、
「長所と短所を教えてください」

ではなぜ面接官はこの質問をするのでしょうか?
理由はいくつかあります。
①まずはその人の人となりがざっくり掴めるから
長所と短所を知ることでおよそどんな人間性なのかの、雰囲気を雰囲気を掴むことができます。

②自分を客観的に見れているかがわかる
面接を進めていく中で面接官が抱く長所・短所と、自分でどう思っているかを照らし合わせることで、客観手的な視野を持っているかの確認をすることができます。

③答え方で話し方、伝え方の上手さがわかる
ただ長所・短所を伝えるだけなのか、先に伝えてからエピソードも交えて話すのか、ただただ長く話すのか。
その答え方でおおよそのその人のトークスキルを見ることができます。

面接官によって様々ではありますが、この質問で多くのことが見えてきます。
ではどう答えるのがいいのでしょうか?
下記を参考に見ていきましょう。

【魅力的な長所の答え方】

長所を伝える際には以下のポイントに注意してみましょう。
①伝える長所は一つ
→なるべく沢山アピール!と思って長々とあれもこれも話すのは逆効果です。
 一つに絞らないと、逆にこの人は自分に自信がないのかなどと思われてしまいます。

②ビジネススキルではなく、人間性の長所を選ぶ
→自己PRや強みとはまた違います。
 相手はあなたの人となりを知りたいので、相手が聞きたいことを答えましょう。

③伝える際は長所・長所を交えたエピソード・応募先の仕事にどう活かすかを伝える
→ただ長所を伝えるだけでは説得力もなく、面接官は掘り下げた質問をしなければいけません。
 その為まずは長所を伝え、それを裏付けるエピソードを話し、
 採用になった暁にはどうその長所を活かすのか、そこまで伝えるのが理想的です。

【マイナスイメージを与えない短所の伝え方】

短所を伝える際には以下のポイントに注意してみましょう。
①ただの欠点と受け取られないように伝える
→短所は考えようによっては長所と受け取れることを伝えます。

②業務上の障害になりそうなことを短所としない
→面接官に業務上のマイナスイメージにしかならなそうなことを選んではいけません。

③短所とどう向き合っているかも伝える
→自分の短所を理解し、どういった対策をしているかもポイントです。
 社会人として問題に対し、どういう対策を考えるかという点も
 評価に繋がります。

【失敗しない!長所・短所の解答例】

長所と短所は表裏一体の側面があるので、セットにして考えてみてください。
もしも解答に悩んでいる場合は、参考にしてみてください。
【例①】
長所:効率良く仕事をすることができる
短所:やや面倒臭がりなところがある
エピソード:前職で営業チームのリーダーを務め、より効率良く進める為に自分がメンバーのタスク管理をしており、上司からも良い評価を得ていました。
どう活かすか:採用された暁には、時間を有効活用し、生産性の高い業務をこなしていきます。

【例②】
長所:計画性がある
短所:心配性
エピソード:前職では売上目標達成のために、綿密な計画を立てしっかりと目標を達成してきました。その反面、慎重になり過ぎるところがあり、後手になってしまったところもありました。
どう活かすか:計画性と大胆さのバランスを考え、都度都度ベストな判断をできるよう、取り組んで参ります。

【例③】
長所:ポジティブ
短所:楽観的
エピソード:私はこれまで業務の中で逆風の出来事が起きても、それに挫けることなく常に前を向き結果を出してきました。チームメンバーにも前向きな風を吹かせてくれて助かると言われてきました。ただ前を見ようとするあまり、やや楽観的なところもあるので、時には慎重にもなるよう成長していきます。
どう活かすか:常に前を向き、周りのメンバーにも良い影響となれるよう業務に従事していきます。