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ソフトウェア業界あれこれ


【ソフトウェア業界とは】

そもそもソフトウェアとは、コンピュータ上で様々な処理を行うプログラムを指します。
管理ソフトや表作成ソフトなどのソフトウェア、最近では家電や車のようにハードウェアとソフトウェアが一体化した商品を開発しているのが、ソフトウェア業界です。

【ソフトウェア業界の職種】

■事務職
人事・総務・経理財務など

■プログラマー
プログラミング言語を使い、ソフトウェアの開発する

■システムエンジニア
ソフトウェアの設計開発を行う

■ネットワークエンジニア
システムの運用・保守などを行う

■ITコンサルタント
IT技術を活用した企業コンサルタント

■営業
自社の商品の売り込み

【ソフトウェア業界の現状と今後】

様々な分野でIT化が進んでいる昨今、ソフトウェア業界はその影響で市場規模が拡大しています。
今後もその市場は拡大していく見込みで、ソフトウェア業界での採用活動も活発化していくと思われます。
実際現状ではその拡大する市場に従事している人の数が追いついておらず、人手不足を招いています。

他業界では新型コロナウィルスの影響を受け、マイナスな方向に転じるといったこともありましたが、
ソフトウェア業界はリモートワークにも適した業界なので、そこまで影響を受けず、
逆にこのご時世だからこそ必要なソフトウェアの開発などで、さらにその勢いは増しています。
今後もソフトウェア業界は伸びていく見込みですが、外国人のエンジニアの増加や、個人のスキル差など、
見方によっては障害となり得るものもあります。

【ソフトウェア業界の課題】

■人手不足
急激な市場拡大は継続しており、その拡大ペースに採用ペースが追いついていません。
政府はこの問題に対し、積極的に外国人エンジニアの受け入れなどを行なっています。
低コストで雇えるとあって企業から見ると良いニュースですが、
日本でエンジニアなどを目指す場合は障害となる可能性もあります。

■トレンドへの適応
ソフトウェア業界は他業界と比較しても、より新しいトレンドの影響を受けてしまいます。
新しいデバイスが販売され、それが流行するとあればそれに合ったソフトウェアを開発する必要があり、
それができなければ売上を伸ばすことができません。
こうした新しいトレンドへの適応は、今後も各社の課題となりそうです。

■クラウド化
これまでもネットを通じてダウンロード・アップロードをするクラウド化が急速に進んでいます。
これは間違いなく今後も高い需要があり、大手企業も含めてどういったサービスを展開できるかで、
その後のシェア率などに大きく影響を及ぼすでしょう。

【総括】

業界としてみると目覚ましい成長を見せているソフトウェア業界。
これからもその需要が高まり、どこまでニーズに応えたサービスを展開できるかが鍵を握ります。
会社によっては勤務時間の長さからいわゆるブラック企業と言われてしまっている企業もあり、
課題も少なくはありませんが、業界としては明るい未来が待っているはずです。

これからの時代を担うソフトウェア業界、あなたも挑戦してみませんか?