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情報処理業界あれこれ


【情報処理業界とは】

情報処理業界とは、様々な企業のニーズに応じたITシステムの設計・開発・構築や、その後の運用や保守を行う業界を指します。

【情報処理業界の職種】

■事務職
人事・総務・経理財務など

■営業職(セールスエンジニア)
自社のサービスを売り込む

■技術職
企画設計から開発、その後の保守運用を行う

【情報処理業界の現状と今後】

様々な企業でITサービスの導入が進んでおり、その需要は年々高まっています。
特に2020年の新型コロナウィルスの流行を境に、テレワークの導入や通話ソフトの普及など、
これまでよりも顕著にデジタル化が必要になりました。

コロナ禍が終わったとしてもこの社会のデジタル化の波は終わらず、
より利便性の高い社会を目指して、今後もこの傾向は続くはずです。
それに合わせて、今後も今以上にIT技術の進化が求められることでしょう。

【情報処理業界の課題】

■人手不足
IT市場の急激な拡大により、採用ペースが全く追いついていません。
経済産業省のレポートによると、2025年には43万人のIT人材が不足すると言われています。
これからもIT市場が拡大していくにあたり、今以上に業界として人を増やしていく必要があります。
ただ、業界内でも衰退する分野もあるので、注意が必要です。

【総括】

情報処理業界において最も危惧すべきは人材不足です。
IT市場は時代に合っており、そのニーズはこれから先どんどん生まれてくることでしょう。
そのニーズに合わせたサービス提供ももちろん必要なことではあります。
ただその拡大する市場に、人が追いついていないのが現状です。

その人材不足問題を解決し、新たなニーズと向き合っていくことこそが情報処理業界の明るい未来といえます。
ただ業界として考えると、その安定性・将来性は確かなものではあるので、
これから先を見据え、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?