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教育業界あれこれ


【教育業界とは】

教育業界の概要

教育業界とは、教育機関(幼稚園・小中学校・高等学校など)、学習支援機関、資格スクール、カルチャースクール、企業向けの研修を扱うなど、
様々な「教育」を行う企業を指します。

【教育業界の職種】

■事務職
人事・総務・経理財務など

■教員
教育機関で生徒に対し教える

■講師
学習支援機関で生徒に対し教える、セミナーや各種スクールで講習などを行う

【教育業界の現状と今後】

教育業界はコロナ禍の影響で、それまでの売上規模よりも減少傾向にあります。
加えて、少子高齢化の影響もあり、長期的に見ても厳しい状況が見込まれています。

ただコロナ禍によってリモートサービスが普及したこともあり、教育業界もオンラインサービスを導入。
オンライン型の授業や講習、ウェビナーが一般化しています。
オンラインだからこそできることを導入し、逆にコロナ禍で売上を伸ばす事業者も増加しています。
特に対社会人向けのサービスにおいては、働きながらでも受講できるウェビナーなどが今後も需要の増加が見込め、
様々なサービスが充実してくることでしょう。

【教育業界の課題】

■教育方針の変化
教育方針がゆとり教育から主体性重視に変化し、教育のあり方が見直されています。
これによる内容の変化などに、柔軟に対応していく必要があります。

■社会人向けサービス
現状も増え続けている社会人向けのオンラインサービス。
新型コロナウィルスの状況がより落ち着いたとしても、このオンラインサービス自体の需要は高まっていきます。
この需要に応える供給を、どれだけ新たなサービスとして作れるかも課題になってきます。

■教員の働き方改革
教員の働き方についても見直されている傾向があり、
休日の業務や部活動、古い体質など、これから教員の働き方についても今以上に見直されていく必要があります。
まだまだ問題も多く残っており、教員の人手不足解決の為にも、働き方改革に期待したいところです。

【総括】

教育機関を取り巻く環境の変化や、教育業界全体のオンライン化など、
コロナ禍で様々な部分が変化してきました。
業界の中でも、対社会人における分野はこれからも成長の傾向が強く、より見込みのある業界と言えます。
教育機関についても、働き方改革などがより推進されていけばまた良い傾向になる可能性もあります。

幅広いサービスがある教育業界、あなたも飛び込んでみてはいかがでしょうか?