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広報あれこれ


【広報ってどんな仕事?】

広報とは、企業の情報を発信し、企業・社会・個人間で良好な関係性を構築する職種です。
様々な手段を使い、自社を知ってもらうことで認知度を上げたり、
自社が行なっていることの詳細を知ってもらう為に活動します。

その手段に明確な答えはなく、移り変わる時代と共に、その手法も変わってきました。

【広報の仕事内容】

◎社内広報
会社の従業員とその家族などを対象に、情報を発信します。
会社の取り組み・文化・ニュース・イベントなどの情報を発信します。
主な手法は社内報やSNS、ホームページの更新などで行います。

◎社外広報
自社商品・サービスの認知度を上げる為に、
社外に向けて情報を発信します。
主に顧客・メディア・そして不特定多数の消費者を対象にしています。
手法としてはブログ・SNS・取材・メルマガ・イベント各種広告などを活用し、行います。

【広報に必要なスキル】

■コミュニケーションスキル
広報は社内だけではなく、社外においても多くの人とコミュニケーションを取ります。
取材やSNSでの広報活動の場合は、広報が直接表舞台に立つことも大いにあります。
自らの発言や発信がその企業としての発信となるので、広い意味でのコミュニケーションスキルが必要となります。

■文章スキル
社内報やプレリリース・SNSなどの発信は文章スキルが必要です。
ただ発信をすれば良いという訳ではなく、読み手に読んでもらえるような工夫が必要です。

■時代汲み取る力
広報活動の手法はその時代で大きく変化します。
昔の一般的な広報イメージは新聞やテレビなどでしたが、今の時代は各種SNSが主流です。
SNSの中にもTwitterやTikTok、Youtubeなどの選択肢がある中での選択と運用が必要です。
その時代にあった手法の選択と、適切な広報活動をする能力が必要です。

■会社理解
広報をする上で、伝えることのセンスがあり、そこに長けていても、
伝えるものを理解できていなかったら、なんの意味もありません。
まずは自社を理解し、自社の商品・サービスを理解し、PRすべきことを深く知らなければいけません。

【総括】

近年はSNS市場が拡大し、広報の重要度も比例して上がっています。
TikTokやTwitterを活用し、認知度を上げることに注力している企業も多く存在します。
一昔前のような、広告予算を掛ければ良いという時代ではなく、
広報活動の取り方とその質が、問われている時代と言えます。

広報は、そういった時代の変化に柔軟に対応していく必要があります。
大変難しい仕事ですが、自身の努力次第で会社の認知度、ひいては会社の将来が大きく変わります。
そういった大きなやりがいのある職種が「広報」です。