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バイヤーあれこれ


【バイヤーってどんな仕事?】

バイヤーとは商品の買い付けを行う職種です。
主にアパレルや小売店などに属しています。

消費者のニーズを汲み取り、売れるであろう商品を仕入れることが重要です。
そういった市場の理解度も重要なので難しく、
かつ売上にも直結するので非常に責任感のある仕事と言えます。

【バイヤーの仕事内容】

◎情報収集・分析
どういった商品が売れているか、どんなニーズがあるかなどの情報収集と、
それによってどういった商品を仕入れるかの分析を行います。

◎買い付け
メーカー・工場・展示会などへ行き、商品の買い付けを行います。

◎交渉
価格の交渉などを行います。
万が一売れ残りの場合の為の価格交渉や、
返品の場合の事前交渉などが必要です。

◎販売管理
商品価格の決定や、入荷後仕入れタイミングなどの管理を行います。

【バイヤーに必要なスキル】

■情報収集力・分析力
バイヤーは事前に情報収集し、分析をすることで仕入れる商品を決めます。
ここでの情報不足や分析不足は、仕入れの失敗に繋がるケースもあります。
情報を収集し、分析を重ねることで今後流行る・売れる商品を予想することが、
バイヤーに最も必要な能力と言えます。

■交渉力
価格や返品の際などの交渉をバイヤー自身が行う為、
交渉力が必要となります。

■専門知識
売れる商品を予想して買い付けを行うバイヤーには、
その業界知識の深さが求められます。
深い知識があるからこそ、より深い分析や予想をすることができるのです。

【総括】

アパレル・小売業界の専門職とも言えるバイヤー。
その仕事内容は自ら分析を行い、流行を先取りし買い付け、さらに交渉も自身で行い、
その後の価格設定や管理も行う、
一から十までを自身で行う上に、売れない場合は責任が大きくのし掛かる。
非常に責任の重たい仕事です。
その分やりがいも大きく、バイヤー次第でその企業の売上が大きく変動します。

目指してもなかなか簡単に就ける仕事ではありませんが、
専門職のバイヤーを目指してみてはいかがでしょうか?