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記者・ライターあれこれ


【記者・ライターってどんな仕事?】

どちらも様々な情報を発信するクリエイティブなお仕事です。
記者は取材を行い、その取材情報を様々な手法で発信し、
ライターは取材などは行わず、文章を作成することに注力した職種です。

記者は主に新聞社・出版社・テレビ局に在籍しており、その会社ごとに使用する媒体するでの情報発信に関連する業務を行います。
ライターは多くの企業を始め、現在はフリーランスでライティングを生業にしている人もいます。

【記者・ライターの仕事内容】

■記者
事件やイベントなどの話題性がある事柄を取材し、その取材をもとに記事を作成します。
新聞記者・雑誌記者・放送記者などに分かれ、
新聞・雑誌記者は事件・政治・スポーツ・ファッション・芸能などの様々な業界ごとに分野が分かれています。
放送記者は上記の情報をリアルタイムに伝える仕事と言えます。

■ライター
ライターは雑誌・広告・Webサイトなどに掲載される文章の作成を行います。
出版社などのクライアントからの依頼に沿った内容で文章を作成し、
専門記事を作成することもあれば、キャッチコピーなどをメインに作成することもあります。
付随して画像の作成や記事のための取材など、ライターによってその仕事幅は変わってきます。

【記者・ライターに必要なスキル】

■文章力
基本的に文章を書く業務を担当することが多いので、
第三者に伝えるための文章力は必須です。
キャッチコピーを作成するライターの場合は、
短いフレーズで人の心に刺さるようなワードセンスも必要になります。

■精神力
事件・芸能関係の取材は、鮮度の高い情報を掴む為に、朝や夜遅くになってしまうケースも多々あります。
そういった情報を掴むためには、粘り強さや精神力が必要です。

■情報力
記事を執筆する中で、様々な分野の情報が必要になります。
そんな情報を身に付けていくことや、情報に対してアンテナを張っていくことが大切です。

■人間力
取材などをおこなっていくにあたり、大きな財産となるのは情報だけではなく人脈です。
情報の間口を広げておくことが、より多くの情報を掴むことに繋がります。
人脈を広げるためにも、人間力は必須と言えます。

【総括】

様々な媒体で情報を発信する記者・ライターのお仕事。
その伝え方は時代と共に変化してきています。
これまで多くの人に親しまれてきた新聞も購読者数は減少、テレビ離れも進んでいます。
その分ネット市場が拡大し、ニュースや情報もSNSなどで発信されることも増えました。
情報を得る方法としても、そういったSNSなどの手法が増えています。

しかし、世間にニュースや情報を伝えるというその本質は何も変わっていません。
世間に正確で鮮度の高い情報を伝えるという使命のある記者・ライターというお仕事、
あなたも目指してみてはいかがでしょうか?