職種大辞典 職種大辞典２８【MR】 コラム一覧へ

MRあれこれ

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【MRってどんな仕事？】

MRとは、Medical Representativesの略称で、日本語訳だと医療情報担当者という意味になります。
医療関係者に対して自社の医薬品の情報を提供することが主な業務内容です。
主に製薬会社に在籍し、情報提供以外にも副作用などの効果情報を医療関係者から聞き、
開発へとフィードバックすることも業務の一つです。

【MRの仕事内容】

◎医薬品情報の提供
病院の医師や薬剤師などに対し、医薬品の情報提供を行います。
販売ではなく、効果・副作用・安全性などの情報を提供することが主なお仕事です。

◎担当者との関係作り
定期的に医療機関の担当者とコミュニケーションを取り、
関係性を構築するのも重要なお仕事です。

【MRに必要なスキル】

■専門知識
扱うものが医薬品、情報を提供する相手が医療の専門職である医師や薬剤師の為、
深い専門知識が必須となります。
さらに医薬品は日々新しくなっているため、
知識のアップデートも必要です。

■コミュニケーションスキル
一般的な営業とは異なる為、営業トークは不要ですが、
MRは医療関係者との関係性の構築が重要な為、
関係性構築の為のコミュニケーションスキルが必要不可欠です。

【総括】

営業職の中でも専門性の高いMR。
その分平均的な給与水準も高く、営業職としてのキャリアチェンジで需要がある職種の一つです。

もちろん必要とする知識が薬学などの為、
学ばなければいけない勉強量は、他業界の営業職よりも多いかもしれません。
加えてコロナ禍に入り、病院などの医療機関が訪問などが難しくなっており、
その商談方法も変化してきています。

そういった変化や日々の知識アップデートを行い、
対価として営業職としての高収入を目指してみてはいかがでしょうか？