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面接虎の巻 必見!マイナスイメージを与えない退職理由 コラム一覧へ

知らない内にマイナスイメージを与えていませんか?


【退職理由を聞く理由】

面接官の注目ポイントは2点

面接の中で、避けて通れないのが過去職歴の退職理由です。
面接官が退職理由を聞く目的は、ざっくり下記の2点。

①自社との適性を見る
退職理由で挙がるであろう、自分はこうなりたいという願望を聞き、
それが自社とマッチングするのかという適性を見極めています。

②早期退職のリスク回避
人間関係で辞めた、他にやりたいことができたから辞めたなど、
自社でもすぐに辞めてしまわないかのリスクを見極めています。

上記を考え、伝えるべきことと伝えないべきことをしっかり考えて話しましょう。

【退職理由で気を付けるポイント】

①前向きな考えを伝える
キャリアアップを目指したなど、自分はこうなりたいという前向きな考えの話をしましょう。
退職理由で、ただただ不平不満を言ってしまってはマイナスにしかなりません。

②嘘はつかない
身内の影響で…〇〇でやむを得ず…など仕方ないと思われたい気持ちもわかりますが、
多くの就職・転職希望者の相手をしている人事担当者にその程度の嘘は通じません。
嘘かなと思われた方がマイナスになってしまうので、変に取り繕うことは絶対にNGです。

③前職の悪口を言わない
「残業が常態化していて」「休日出勤が多くて」もちろん悪しき習慣ではありますが、
ではそれを改善する為に何かしたのか?と捉えれてしまいます。
行動していれば問題ないですが、ただ不満だけを言ってしまうと自分本位な人だと思われてしまいます。

④伝えない選択
嘘は言語道断ですが、あえていう必要がないことは言うべきではありません。
例として、人間関係の部分です。
人間関係が理由で辞めた場合、面接官が100%その当時の状況を理解することは難しく、
またそこからプラスになることはあまり生まれません。
逆に苦手な人がいたらすぐ辞めてしまうのか、という疑念を抱かせてしまいます。
あえて伝えないという選択を取るべきものは、しっかり取っていきましょう。

【退職理由例】

①退職理由:残業過多
前職では午前8時から、午後10時までの就業が常態化しておりました。
一部業務の中でアナログな部分があり、システムを導入すれば改善できると考えていた為、
上司にシステム導入と、残業時間の改善について幾度も提案してきました。
ただ「昔からこうしているから」という納得できない理由で受け入れられず、
今後も改善が難しいと判断したため、退職という決断に踏み切りました。

②退職理由:低収入
前職では月収が17万円でした。
基本的に経験年数などで昇給していきますが、先輩方に話を聞いてもそこまで将来性があるわけではないことを知りました。
自分は4年目で、毎月の売上目標も達成しておりましたが、
今後もこのままでは自分の人生設計に悪い影響が出てしまうと感じ、退職を決意しました。
御社されたに採用頂いた暁には、売上にしっかりと貢献し、インセンティブ制で自分の給与をより良いものにしたいと考えています。

気にするべきポイントは具体性・考えと行動・これからについての部分。
各ポイントに注意しながら、あなたの退職理由を構築してみましょう。